ホノルルの市バス「ザ・バス」や各種シャトルやトロリーを乗りこなす

レンタカーをしない方の移動手段として欠かせないのが市バス「TheBus(ザ・バス)」や各種シャトル。クレジットカード提示で無料で乗れるシャトルや航空会社運営のシャトルなどもあります。ぜひ上手に使いこなしてローカルのように自在にハワイ旅行を楽しんでください。

1、ホノルル市の市バス「ザ・バス」

https://www.allhawaii.jp/travelinfo/thebus/

 

乗り方
ザ・バスはオアフ島をほぼカバーする公共交通機関で、主要観光地への移動にも利用可能です。乗車時は前方のドアから入り、運賃を支払います。降車時は車内の「STOP」ボタンを押すか、窓際のコードを引いて合図します。降り口は前後のドアが使えます。大きなトランクなどは持ち込み不可(膝や足元におけるサイズならOK)があるため注意が必要です。

料金とHolo Card
ザ・バスの運賃は1回3ドルで、支払いは現金または「Holo Card」と呼ばれるICカードで可能です。現金の場合はおつりが出ないため、ぴったりの金額を用意する必要があります。Holo Cardはチャージして繰り返し使えるカードで、大人は1日上限7.50ドル、1か月上限80ドルまでの運賃で乗り放題になる仕組みです。頻繁に利用する人には特に便利です。

 

Holo Card購入場所

Holo Cardはワイキキ内でも手軽に購入できます。一覧はこちら。
代表的な販売場所は以下の通りです。

  • ABCストア(ワイキキ複数店舗)
  • セブンイレブン
  • Foodland / Timesスーパーマーケット
  • Skyline駅内のHolo自動販売機
  • Transit Pass Office(カリヒ・トランジットセンター)

 

主要ルート
観光客に人気のあるルートとしては、アラモアナセンター〜ワイキキ〜ダイヤモンドヘッドを結ぶルート2、ワイキキ〜カハラモール方面へのルート22、ノースショアへ向かうルート52などがあります。

 

Transitアプリのリニューアル
ホノルル市運輸局(DTS)は2024年8月、公共交通利用者向けのスマートフォンアプリ「Transit」を大幅にリニューアルし、本格運用を開始しました。新アプリではザ・バス、ホノルル高速鉄道(スカイライン)、シェアバイク(Biki)といったホノルル市の主要な交通機関を一括管理できます。路線検索やリアルタイム運行状況の確認に加え、ルート案内や到着通知、乗り換え情報も確認可能です。従来は有料だった「プレミアム機能」が無償提供されるようになり、オフライン利用や高度なルート検索も無料で利用可能になりました。


2、ワイキキトロリー(Waikiki Trolley)

もっとも有名なトロリーといえば、ワイキキトロリー。観光に便利な4つのラインを運行しています。全ライン乗り放題パス、1日パス、7日間パスなどさまざまなパスがあり、ラインによって価格は異なります。

 

公式サイト(日本語)https://waikikitrolley.com/jp/
ピンクライン(Pink Line)
ワイキキとアラモアナセンターを結ぶショッピングルート。約15分間隔で運行し、一周約60分。CBカードを提示すると本人+大人1名+子ども2名(11歳以下)が無料になります。通常料金は大人・子ども共通で1日乗り放題6ドル。

 

ブルーライン(Blue Line)
オアフ島東海岸やハナウマ湾、シーライフパーク方面を巡るルート。約40分間隔で運行し、一周約110分。

 

レッドライン(Red Line)
イオラニ宮殿やチャイナタウンなど、ホノルルの歴史・文化スポットを巡るルート。約60分間隔で運行し、一周約110分。

 

グリーンライン(Green Line)
ダイヤモンドヘッド登山口やKCCファーマーズマーケットを結ぶルート。約60分間隔で運行し、一周約60分。

3、ANAエクスプレスバス(ANAオリジナル電気トロリー)

公式サイト(日本語)https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/promo/hawaii_for_amc/trolley/?utm_source=chatgpt.com

 

ANAマイレージクラブ会員で東京〜ホノルル便を往復する搭乗者と18歳未満の子ども3名までが無料で利用可能。ワイキキとアラモアナセンターを直通で約12分。土曜日はカカアコ・ファーマーズマーケット行きも運行。ホノルル到着日を含む30日間有効で、AMCアプリでチケットを取得して乗車時に提示します。


4、JTB「HiBus」

JTBが運営するトロリーで、ワイキキ、アラモアナ、ダウンタウン、カハラ、ダイヤモンドヘッドを結ぶ5路線を運行。人気はアラモアナセンターやカカアコのホールフーズにも寄るショッピングルート。
公式サイト(日本語)https://hibustrolley.com/?lng=ja-JP&utm_source=chatgpt.com

 

  • アラモアナルート(約25分)
  • カハラルート (約70分)
  • ダイヤモンドヘッドルート (約30〜60分)
  • ダウンタウンルート (約60分)
  • ショッピングルート (約45分)

料金は1日券大人30ドル・子ども20ドル(2〜11歳)、幼児は無料。4日券大人65ドル・子ども40ドル、7日券大人75ドル。

5、HIS「LeaLeaトロリー」

HISが運営する一般利用可能なトロリーで、ワイキキを起点に8路線を展開。ハワイ州内を走るトロリー停留所数最多の43カ所が利用可能。 利用頻度の高いワイキキ~アラモアナセンター間は、約15分ごとに巡回運行のピンク・ライン(ワイキキトロリー)が利用可能となります。
公式サイト(日本語)https://www.lealeaweb.com/trolley

 

  • マラマライン
  • アラモアナ・ドンキホーテライン(約70分)
  • 東海岸ルート(約180分)
  • KCCファーマーズマーケットエクスプレス(土曜限定、約40分)
  • アラモアナサンセットドライブ(約60分、1便のみ)など

料金は1日券大人35ドル程度から。

 

ザ・バスやシャトルを乗りこなして、ハワイの名所やショッピングスポットをぜひ制覇してください!